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面倒なことはChatGPTにやらせよう

(書評というか感想です)

 

TL;DR

  • ChatGPTを使うビジネスマンは絶対買いましょう
  • ChatGPTを使ってる人は買って損ないです
  • LLMなどの研究者は別に買わなくていいかも
    • でも知り合いに買ってあげたい....!!って感じる本なので買いましょう

はじめに

縁があって、人生初の献本を頂いたので、書評というものを書いてみようと思います。

 

自分みたいな一般ピーポーが献本を頂いたのは、この本を書くための恋のキューピット的な役割を果たしたからだと思います(ツイート・リプはしてみるもんだな〜と改めて思いますね)

 

今回は「面倒なことはChatGPTにやらせよう」という本について書きます!!

名前は「退屈なことはPythonにやらせよう」を参考にしてそうですね。PythonからChatGPTと時代の流れを勝手に感じてます。

 

巷にはChatGPTの本がたくさんありますが、やはり差別化されるところとしては、カレーさんからあげさんというつよつよエンジニアが書いているというところでしょうかね。

やはりお二人が書いたものなので、内容もクオリティ高く、尚且つChatGPTなどのシステムに慣れていない方でもわかりやすい構成になっていました。

 

内容

以下はAmazonから引用した目次です。

第1部でChatGPTについての基本的な説明、第2部から応用的な話になっています。

  • 第1部 知っておきたいChatGPTの基本
    • 1章 ChatGPTの基礎知識
    • 2章 ChatGPTの基本的な使い方
    • 3章 ChatGPT Plusのセットアップ
    • 4章 ファイルのアップロードとダウンロード
  • 第2部 ChatGPTが使える日常テクニック
    • 5章 繰り返し作業を一瞬で
    • 6章 画像の多彩な加工・生成
    • 7章 手軽に音声ファイル処理
    • 8章 丸投げ! PowerPointスライド作成
    • 9章 マニュアル不要でExcel操作
    • 10章 WordファイルとPDFファイルの便利技
  • 第3部 ChatGPTでのデータサイエンス
    • 11章 データからかんたんグラフ作成
    • 12章 データからビジネスに役立つヒントを得る
  • 第4部 ChatGPTのさらに便利な応用テクニック
    • 13章 業務を効率化する
    • 14章 ゲームで遊ぶ
    • 15章 ブラウザアプリを作る
    • 16章 PythonをChatGPTと勉強する
    • 17章 アドバンスな活用法にチャレンジ

 

感想

まず、絵が可愛いです。ライスくんとチキン姉さんが可愛く描かれています(著者含めて食べ物の名前で溢れている)。

また、サポートページがNotionで作られており、見やすいです。本に載っているプロンプトなどもコピーできて便利です。

以下感想です(箇条書きで許してください)

  • 第1部
    • 基本的なChatGPTやChatGPT Plusの使い方が載ってます。
    • プロンプトの悪い例と良い例が載っているのですが、良い例の言い回しが上手くて参考になります。著者の日本語能力を感じます。
  • 第2部
    • Advanced Data Analysisで出来ることがたくさん載っています。こんなに多いのか、と感じます(実際はもっと多い)。
    • Plusにしない手はないな〜と感じさせられます。
    • QRコードの作成や画像のモザイク処理など、業務で使っている自分も知らない事例が多々ありました。
      • (雑談)OpenCVの色の順序が青、緑、赤とかいう豆知識も載ってます。
    • ただ、パワポは自分でやるかなあという感じでした。
    • Excelとかは全社会人が使いたいやつで、かなり有益だと感じました。
      • 機密情報は気をつけましょう。
  • 第3部
    • ChatGPTにグラフを書かせると日本語が文字化けしてしまうことがあり、初心者の方が解決するには難しい問題です。そこの解決方法などを紹介しています。
      • japanize-matplotlibを使って文字化けを防ぐなど、ゴリゴリのことをしている。手順どうりやれば誰でもできますし、プロンプトはコピペでOK。
    • グラフ化の話だったり、ビジネスへの応用など、ビジネスマンが欲しそうなことがすべて載っています。
      • コードも載っているが、とりあえずChatGPTにコピペして渡せば良い(環境構築などが一切必要ない)のが良いですね。
  • 第4部
    • ChatGPTの応用事例としてブラウザアプリを一緒に作ったり、一緒にプログラミングの勉強などをしています。
    • 可能性は無限大だと改めて感じました。

 

おわりに

営業職の親戚が「ChatGPTでグラフを描きたくて〜」と頻繁に相談をしてきていましたが、この一冊で全て完結しそうな感じがしました。

とりあえず、需要がかなり高そうな本なので、親戚や知り合いにおすすめしようと思ってます。

献本いただいた講談社さん、カレーさん、からあげさん、ありがとうございました!

そして、ここまで読んでくれた方、ありがとうございます!

ではまた〜